27日、島根県松江市で37度、鳥取県鳥取市では全国で2番目の暑さとなる38.6度を観測しました。松江市の宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅までのJR西日本の木次線では、レール温度の上昇によって午後0時過ぎから約4時間の運転見合わせが発生しました。8日連続のレール温度上昇による運転見合わせとなりました。

交通に影響を与える猛暑が続く中、山陰両県では熱中症による救急搬送も相次ぎました。

鳥取市では27日午後2時半頃、90代の男性が自宅裏に倒れているのを近隣住民に発見され救急搬送されました。中等症の熱中症疑いということです。

鳥取県江府町では午後3時前、83歳の女性が散歩後に気分不良となり熱中症の疑いで救急搬送されました。意識はあり、軽症だということです。

また島根県出雲市では屋外にいた7歳の女児が熱中症の疑いで搬送されるなど、山陰両県で27日午後4時の時点で8件の熱中症疑いによる救急搬送がありありました。

山陰両県には28日も熱中症警戒アラートが発表されています。