外国人就労者のコミュニケーション能力向上のため、福山商工会議所が日本語教育講座を始めました。
会議所が福山市立大学と共同で始めた「講座」には、8社からインドネシアなど4カ国の出身者19人が参加しました。

ネパール出身の受講生
「インドネシアの有名な場所を教えていただけませんか」
インドネシア出身の受講生
「はい。バリです」
ネパール出身の受講生
「何が有名ですか」
インドネシア出身の受講生
「えーと、海」
会議所によりますと、人手不足などを背景に、外国人労働者に期待が寄せられる一方、日本語能力が低く、業務に支障をきたすケースもあるということです。
介護で働く受講生(20)
「おばあちゃんとおじいさん話すとき、いっぱい言葉わからないです。日本語がうまくなりたいです」

講座は10月まで行われ、会議所は「地域の安定的な労働力確保や外国人材の地域社会への定着促進につなげたい」としています。