捕鯨に使われていた鯨舟(くじらぶね)を漕ぐ速さを競う大会が室戸市で開かれました。
土佐室戸鯨舟競漕(きょうそう)大会はクジラ文化の継承を目的に開かれていて、今年で35回目です。
大会は捕鯨に使われていた鯨舟を櫓(ろ)で漕ぐ「古式の部」と櫂(かい)で漕ぐ「一般の部」に分かれていて、19のチームが参加。
風が吹きスタートすら難しい状況の中、参加者たちは力を合わせながら舟をこいでいました。
▼参加者
「こうやって大きい祭りになると頻度が少ないのでとてもいい機会だと思います」▼参加者
「恒例行事として鯨舟レースに参加してこの祭り自体を盛り上げていければいいかなと思っています」
「古式の部」はチーム「南新会(なんしんかい)」、「一般の部」はチーム「HondaCars室戸」が優勝しました。