イギリスの名門歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスで、24日から新国立劇場バレエ団による公演が始まります。

新国立劇場バレエ団は、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスでの初公演を行います。

演目はロマンチック・バレエの傑作「ジゼル」。

ロンドンのロイヤル・バレエ団で、日本人女性として初めて最高位のダンサーにあたる「プリンシパル」を務めた吉田都さんが演出を手がけました。

新国立劇場バレエ団 吉田都 芸術監督
「またここに戻って来られて嬉しいです。公演できるのが今でも信じられません。今回の『ジゼル』には、イギリスで学んできたことをすべて詰め込みました」

今回主役を務める米沢唯さんは、去年、心臓疾患が見つかりましたが、手術を乗り越え復帰を果たしました。

新国立劇場バレエ団 米沢唯さん
「自分の心臓が一拍一拍、打っていることがすごいことなんだなと。舞台の上の一瞬一瞬が幸福に満ちたものに感じています」

ロンドン公演は、今月24日から27日まで行われます。