新型コロナの影響で3年ぶりとなる対面での西日本豪雨被災地訪問です。サッカーJ2ファジアーノ岡山の選手らが倉敷市の小学校を訪れ子どもたちと交流しました。

ファジアーノ岡山の喜山康平選手や河野諒祐選手ら3人が倉敷市真備町箭田(やた)の小学校にやってきました。


(ファジアーノ岡山 喜山康平選手)
「真備に来られたのは3年ぶりになるのかな。こうしてまたみんなと顔を合わすことができて交流できるのをすごく楽しみにしていました」

2018年7月、豪雨により町の約3割が水に浸かり甚大な被害が出た真備町一帯。

ファジアーノでは、直後から現地の学校を訪問、子どもたちを勇気づけるなど復興支援活動を続けてきました。


特に喜山選手は、自ら申し出て被災小学校の子どもを試合に招待するなど交流を続けてきた1人です。

(ファジアーノ岡山 喜山康平選手)
「実際に足を運んで、その時の状況を目で見たので。微力ではありますけど何かしなくちゃいけないな」


コロナ禍で3年ぶりの対面訪問となりましたが、選手ら3人は児童と一緒にリフティングをしたり夢を叶えるために何事にも努力して欲しいと呼びかけたりするなど交流を深めていました。

(交流した児童)
「つらいことがあってもあきらめずにがんばって、やり遂げることが大事だと思います」

「目標や夢に向かって、くじけずにがんばりたいです」

(ファジアーノ岡山 喜山康平選手)
「ファジアーノとしても、僕は離れてしまうんですが、活動を続けていってほしいなと思いますし、自分もこれからも続けていきたいなと思います」

サッカーを通じて復興の後押しを…ファジアーノ岡山では、今後も、子どもたちに夢を与える活動を続けていきたいとしています。