宮崎市の商業施設で、不審者の侵入を想定した訓練が行われ、従業員たちが緊急時の対応を確認しました。

夏休みに入る中、不審者対応への備えを強化しようと、宮交シティとイオンモール南宮崎店が共同で行った訓練。

施設内で刃物を持った男が暴れていると想定し、従業員がさすまたの使い方を実際に犯人役をけん制しながら確かめたほか、買い物客の避難誘導や警察への通報などの対応を確認しました。

(イオンモール南宮崎店 宮国淳さん)
「今まで、漠然と使い方を考えていたのが、具体的に(さすまたの)使い方を教えてもらえて非常に良かった」

(宮崎南警察署生活安全課長 奥野剛士課長)
「今回の訓練を契機として、危機意識を高めていただき、いざ有事の際には、冷静に対応していただきと思います」