暗い時間が長くなるため、特に女性にとっては帰り道などが怖い時期です。「犯罪などから身を守ってほしい」と、女性を対象とした護身術講座が開かれました。

会場は警察署、指導するのは警察官です。

玉島警察署で行われた護身術講座には、地元の生命保険会社から9人が参加しました。

自ら危険を察知して、被害を防ぐ方法を身につけてもらおうというもので、「体をつかまれた時に振り払う方法」などを、警察官が指導しました。
岡山県警によると、去年1年間の女性を対象とした犯罪や不審者情報は、334件となっています。

(参加者)
「意外とすぐにできたりしたので、とても役に立ちました」
「きょう習ったことを使うことがないように、日頃から気をつけるようにしていきたいと思います」

警察では、護身術は最後の手段で、「暗い道を一人で歩かない」など、防犯対策も徹底してほしいと呼びかけています。