夏休み中の子どもたちに安全に海や川で遊んでもらおうと、愛媛県西条市内のプールでライフジャケットの正しい着用方法を学ぶ体験会が開かれました。
体験会は西条市の市営プールで開かれ、プールに遊びに来ていた夏休み中の小中学生が参加しました。
西条市では今月20日、加茂川トリム公園で友人らと泳いでいた20代の男性が溺れて死亡する事故が起きています。
体験会では、まず、西条市スポーツ健康課の担当者が、加茂川で遊泳中などの死亡事故が繰り返し起きていることを説明し、「ライフジャケットをしていたら結果が変わっていたかもしれない」と着用を呼びかけました。
この後、子どもたちは、市の職員から教わりながらライフジャケットを着用し、紐がねじれていないかや、チャックがきちんと締まっているかなど、身に付ける際の手順を確認していました。
そして、水が流れるプールに入り、ライフジャケットを着用すると、水の中で浮きやすくなることを確かめていました。
ライフジャケットを着用した子どもら
「浮くところが違う」
「(これから川や海に行くときはどうしますか?)ライフジャケットを着けます」
保護者
「よく加茂川に行っていて溺れる人がいるのであったほうがいいかなと思います」
西条市役所 スポーツ健康課 塩崎法賢 係長
「これから夏も本番になるので川や海に行くときはライフジャケットをぜひ着けたうえで楽しく遊泳してほしい」
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