夏の高校野球岩手大会は24日、決勝戦が行われ、花巻東が8対4対で盛岡大附属を破り、戦後初となる3連覇で13回目の夏の甲子園出場を決めました。

4年ぶり夏の甲子園出場を狙う盛岡大附属と夏3連覇を目指す花巻東との決勝戦。
試合は初回に早くも動きます。
花巻東はヒット2本でノーアウト2、3塁のチャンスをつくると、3番新田のファーストゴロの間に1点を先制します。
先制を許した盛岡大附属は3回、今大会初登板となった先発の松葉が1アウト1、2塁のピンチを招いたところでエース・雨田が登板します。
ここは花巻東の4番古城・5番赤間を抑え、ピンチを切り抜けます。
しかし5回、花巻東は4連打を含む打者一巡の猛攻で一挙6点を挙げてリードを広げます。
対する盛岡大附属は6回、1アウト2、3塁のチャンスをつくると4番吉田のサードゴロの間に1点を返します。
なおも2アウト3塁で打席には5番の平野。
タイムリーヒットでさらに1点を返します。
9回、6点を追う盛岡大附属が粘りを見せます。
キャプテンの1番の坂本のヒットなどで2点を返し、4点差にまで詰め寄りますが反撃もここまで。
先発の2年生左腕・萬谷が要所を締める粘り強いピッチングで9回を投げ切り、花巻東が盛岡大附属に8対4で勝って13回目の夏の甲子園出場を決めました。
岩手大会3連覇は戦後初となる快挙です。

夏の甲子園は8月3日に組み合わせ抽選会が行われ、5日に開幕します。