つなぐ戦争の記憶です。80年前の7月23日、黒潮町では当時の国民学校が空襲を受け、90人以上が犠牲となりました。小学校では23日、慰霊祭が行われ、子どもたちが、戦争と平和について考えました。
1945年の7月23日、B29の編隊が当時の上川口国民学校に爆弾を投下し、学校に宿営していた軍人93人と地域住民2人が犠牲となりました。空襲から80年となる23日、上川口小学校で慰霊祭が開かれ、児童や地域住民、遺族などおよそ30人が参加。「被爆の地」の碑に千羽鶴をかざったり、手を合わせたりして犠牲となった人々を偲びました。

(参加した児童)
「戦争がある国があるから、戦争がないような世界にしていきたいと思いました」
「80年間戦争がなく、幸せに生活できているので、犠牲になった人たちにも感謝しながら生活をしていきたいと思います」
(桂蔵寺 篠田全永 住職)
「慰霊祭を続けることによって、戦争で亡くなった方たち・犠牲者を弔うという気持ちと、一日でも早く平和が来るようにという思いをつなげていけたらなと思ってます」