子どものための奉仕活動に取り組む宮崎キワニスクラブが患者の心のケアに役立ててもらおうと、手作りの人形を宮崎市の病院に贈りました。

23日は、宮崎キワニスクラブの野口民生会長が、宮崎市の野崎病院を訪れ、石田康院長にキワニスドールと呼ばれる手作りの人形を贈りました。

キワニスドールは長さおよそ40センチ、重さおよそ50グラムの真っ白なぬいぐるみで、目や鼻などはなく、自分で好きな顔を書き込めるようになっていて、患者の心のケアに役立てられています。

(野崎病院 石田康院長)
「認知症の患者さんを中心とする高齢者のデイケアで活用させていただこうと思います。脳機能の回復やストレスの緩和につながればいいと思っています」

宮崎キワニスクラブは、今後、年間100体を医療機関や福祉施設などに贈呈したいとしています。