原爆投下後の広島、水求め川で息絶えた人々

こちらの作品は、
9歳の時に被爆した早志百合子さんの証言をもとに広島出身の大学生が制作した
「京橋川に累々と流れる大量の死体」です。

80年前の8月6日、原爆投下後の広島の様子で、水を求め、息絶えてしまった人々の死体が何百体も川に浮いているという、まさに地獄のような光景を描いています。

作品を制作した大学生
「これまで、黒焦げたイメージで人間を赤黒く描いていましたが、早志さんから、人は青白かったと聞きました。どんな色か想像がつかず、困難を極めました。最終的には自分が想像していたよりもずっと青白い色に仕上がりました」