戦後80年、戦争の体験者が減り続ける中、その記憶をどう受け継いでいくのかが課題になっています。

福岡県北九州市で戦争の記憶の継承について考える企画展が始まりました。

被爆者の記憶を描いた「キノコ雲」

RKB 土橋奏太 記者
「倒れた女性を包んでいるのはキノコ雲です。これは想像ではなく、実際の被爆者の記憶を描いています。果たして継承とは何なのでしょうか」

北九州市・平和のまちミュージアムで始まった企画展
「記憶の表象 -継承とは何か、を問う-」

戦争を直接体験した人たちが年々少なくなる中、その記憶をどのように次の世代に伝えていくのか。
そもそも「継承」とは何かを問おうと企画されました。

会場には、被爆者との対話を通して描いた原爆の絵画、インスタレーションなど様々な形で戦争の記憶を表現した作品およそ20点が並んでいます。