2023年に岩手県北上市の認定こども園で起きた園児の誤えん事故を検証するため、市が設置した検証委員会の初会合が22日、開かれました。

委員会は冒頭のみ公開され、その後は非公開で行われました。事故は2023年6月、北上市の認定こども園で当時1歳の男児が昼食のバナナを誤えんし、低酸素脳症となり重い障害を負ったものです。
委員会は岩手県内の医師や栄養士など5人で構成され、22日は園のまとめた事故の概要が説明され、委員からは医療的な観点から不足している情報の調査の要望があったということです。

今後は月に1度のペースで残り4回開かれ、事故の原因や対応を検証し年内をめどに再発防止策を提言書としてまとめることにしています。