22日、東京・葛飾区で開かれた花火大会。およそ1万5000発の大輪が夏の夜空を鮮やかに彩りました。一方、専門家は、人が密集する場所での熱中症に警戒が必要だと指摘しています。

「猛暑日」今年最多 “体温超え”のところも

22日は暑かったうえに、ゲリラ豪雨まで降りました。午後2時40分までの1時間に、群馬県片品村付近ではおよそ110ミリ、川場村付近ではおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、群馬県では「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

これから特に警戒が必要なのは、命すら奪われかねない危険な暑さです。22日、都内で一番暑かったのは青梅市の37℃、都心でも34.3℃まで気温が上がりました。

男性
「きょうの東京の暑さは、今までにないぐらいの暑さ」

22日に35℃以上の猛暑日を記録したのは、全国237地点。今月、猛暑日の地点数は一時フタケタに減りましたが、20日の日曜は100地点を超え、21日は200地点を突破、22日は今年最多にハネ上がりました。

全国イチ暑かったのは京都府福知山市。最高気温は“体温超え”の39℃です。

男性
「えらいとこに住んでるなと思いましたけど、頑張って乗り切ります」

こちらは北国・北海道ですが、美幌町で37.3℃、札幌市内でも35.4℃を記録。その札幌市東区役所では、こんなに暑いのにエアコンが壊れました。

女性
「すっごく暑いです」

男性
「仕方ないね。なんで故障する」