22日は、1年で最も暑い日とされる二十四節気の「大暑」です。青森県内は、暦通りの暑さとなり、三沢では35.8℃を観測しました。県内で猛暑日となる気温が観測されるのは4日連続です。

街の気温計には、35℃の数値が。
三沢では午後0時半に35.8℃を観測。2025年の最高気温で、県内では22日で一番の暑さとなりました。

海では、親子連れが涼を求めて訪れていました。

親子連れ
「暑いので、海に来た。海の水冷たい。気持ちいい」
「子どもたちが夏休みに入り、一緒に遊びに来た。風が強くて、暑くて大変。暑い日中は出ないようにしてる。夕方涼しくなってから。でも、ずっと暑いですからね」

22日の日中に35℃以上の「猛暑日」となったのは、三沢と五所川原の2地点、「猛暑日」の気温が観測されるのは、県内では4日連続となりました。

このほか、青森で34.9℃、八戸で34.6℃、弘前で33.5℃など、16地点で「真夏日」となりました。関東から帰省で訪れた人も、この暑さは予想外だったようです。

青森市に帰省した人
Q.関東と比べて気温はどうですか?
「変わらないです。暑いので…」

熱中症を予防するために環境省が公開している「暑さ指数」は、「運動は原則中止」とする「危険」や「厳重注意」を示す地点が多くなりました。

青森テレビの調べでは、熱中症やその疑いで病院に運ばれた人は13人で、このうち青森消防管内の70代の男性は、屋内で意識のない状態だったということです。

23日も、青森・八戸で34℃、弘前で33℃と予想されるなど、「真夏日」となる所がある見込みで、水分や塩分のこまめな補給や、エアコンの適切な使用など熱中症への対策が必要です。