激しいせきが続く「百日せき」について、1週間に報告された患者数が3682人となり、4週連続で過去最多を更新しました。

「百日せき」は、激しいせきが平均で2~3週間つづく感染症で、特に乳児が感染すると重症化し、死亡するおそれもあります。

国立健康危機管理研究機構によりますと、今月13日までの1週間に全国の医療機関から報告された「百日せき」の患者数は3682人で、現在の方法で統計を取り始めた2018年以降、最も多くなりました。最多を更新するのは4週連続です。

患者数が最も多かったのは、東京で273人、続いて、埼玉で236人、群馬で198人となっていて、関東を中心に患者数が多くなっています。