俳優の石田純一さんが、都内でのイベント後、報道陣の取材に応じ、元妻で女優の松原千明さんの死去についてカメラの前で、涙ながらに語りました。

松原千明さん

石田さんは、松原さんの訃報を知ったタイミングを「10月8日の当日です。」と明かし、「自分はすみれからのメールで、はい。最近メールは来るんですけど大体本当にたわいもない話が多いんですけども、本当にシンプルに『パパ、ママが亡くなりました』って…もう実際に本当であって欲しくない。びっくりなんかそういう言葉じゃ言い表せないぐらい本当に」と、話しました。

すみれさん

「(松原さんが)亡くなった後、すみれさんとはお話をされましたか?」との報道陣の問いに石田さんは「もちろん何度も話してます。」と答え、一部で「憔悴しきっている」と、報道されたすみれさんの様子について問われると、「(母と娘で)お互いに本当に、ニコイチみたいな…こういう我々がね、親が離婚してしまったこともあって、母と子でハワイに行ったわけですから、最初は何も知らないことが英語もあまり喋れない、そういう状況の中でもめちゃめちゃ仲いいし、もうお互いにもう本当に大好きな、親子だったと思いますね。だからかける言葉はないです。お母さんの話をすると、やっぱりもう本当に泣き崩れちゃうので…今は少し落ち着いたと思いますけど…やっぱりちょっと…もう、どうにもしてあげられなかったですね」と語りました。

母・松原千明さん 娘・すみれさん

続けて石田さんは「でも、ちょっとすみれもね、最近話した時でいうと、少し前向きな。何かね、『自分が何か出来る事をやっぱり一生懸命やっていくのが、ママに対する恩返しみたいになるのかな』と(話していた)。」と明かしました。

また、石田さんは「(すみれさんと)最後に会ったのは、先週の月曜日ぐらいだと思います」と明かし「(すみれさんと)実際に会って、今後どうしたら良いか、もちろん仕事のこともそうですし、例えばお葬式をね、どういうふうにしようか。誰がお骨を取りに行くかとか…僕も本当9月ぐらいまではめちゃめちゃ暇だったんですけれども、ちょっと今仕事があってなかなか行けないもんですから。多分すみれが行くと思います。お骨をやっぱり日本にも持ってきて、ハワイにも、だから2か所から3か所に置いて、ずっとお墓を作ろうかなって思ってます。」と語りました。

石田純一さん

また、石田さんは「彼女(松原さん)自身もやりたいことはやり尽くせたかどうかわからないですけれども。芸能界でもオーディションから芸能界に入って、本当に…僕らもそうですけども、でもやっぱり夢は叶って、しかもあんな素敵な娘というんですか、自分の娘でもあるんでちょっと言いにくいんですけど。本当にみんなに好かれる良い娘で…そこは彼女にとっても一番誇りだったと思います」と話しました。

石田純一さん

最後に、石田さんは「懐かしく思い出されますけど、やっぱり本当に…そうですね。もちろん、すごく人生を一緒にやった時期もあって、どう言ったら良いんですかね…もう寂しいですね。」と語り、「これ以上…自分らも生きてて良いことがあるのかどうか、分からないんですけど…彼女もすごく良い人生を生きたと僕は信じてます」と、涙ながらに語りました。

松原千明さん

【担当:芸能情報ステーション】