フランスやイタリアの自動車メーカーを傘下に持つヨーロッパの自動車大手・ステランティスが、今年1月から6月期の純損益について、およそ4000億円の赤字になる見通しだと発表しました。

ステランティスの発表によりますと、2025年1月から6月期の暫定の純損益がおよそ4000億円の赤字になる見通しだということです。

トランプ大統領が4月から輸入車に追加関税を課したことで、アメリカへの出荷台数が4月から6月期で25%減少するなどおよそ500億円の損失が出たほか、リストラの費用などの影響が出たということです。

ステランティスは、フランスのプジョーやイタリアのアルファロメオなどの自動車メーカーを傘下に持っています。