2026年に開催される「よさこい高知文化祭2026」での利用を目指して、オンラインで操作できる分身ロボットの活用テストが行われました。

客席の上にちょこんと座っているのは分身ロボット「OriHime(おりひめ)」です。

障がいや入院などで現地を訪れることが出来ない人たちに、文化・芸術に触れてもらう役割も果たしていて、2026年、高知で開催される「よさこい高知文化祭2026」でも使われる予定です。

カメラの向き、腕や首なども操作でき、離れたところにいても「自身の分身」がその場にいる感覚になれるといいます。

▼榎本優樹アナウンサー
「それではOriHime実際に体験してみます。おぉ。自分で見たいところが見られるというのがいいですね」

21日は、職員らが、高知市で行われた落語会で「OriHime」をテストし、改善点などを把握しました。

▼オリィ研究所コーディネートチーム 別役聡子さん
「行きたいところに行けない、会いたい人に会えないという方に、出かける機会を作って、あるいは人と出会うなど、機会を広げるために使われたらいいなと思っています」

▼高知県よさこい高知文化祭課 飯田聖子課長補佐
「今後、2026年の大会に向けては受け付けやイベントでの活用を検討していきたいと思います」

「よさこい高知2026」は2026年10月25日(日)から開催される予定です。