様々な障害のある人たちも、海とマリンスポーツを楽しみ交流する催しが、このほど島根県松江市で開かれました。

このイベントは、誰もが海で遊べる場を作ろうと取り組む「WATER BRIDGE」が「日本財団」と共催し、「ドラッグストア ウェルネス」が協賛して開きました。

様々な障害のある10代から30代の男女12人と支援者合わせて70人余りが参加し、大小のサップや水中が見えるクリアカヤック、水陸両用の車いすモビチェアなど7種類のマリンスポーツに挑戦しました。

WATER BRIDGE 釜屋祐介 代表理事
「やりたいっていう気持ちをやっぱり大切にして、チャレンジして欲しい。そういう風に、取り組めれるような環境を。出来る場所を作って行こうかな」

生まれて初めて、あるいは10数年ぶりの海に参加者は。

参加者
「楽しかった」
「最初は緊張したけど、入ってみれば楽しいなって思いました。ぷかぷかしてて気持ち良いです」

団体の活動のきっかけになったのは、車いすの男性で、今ではサーフィンに取り組んでいるといいます。

渡邊隆介さん
「様々の人たちとサップで触れ合えて嬉しいです」

WATER BRIDGEでは8月、出雲市や浜田市でも催しを計画していて、障害の有無に関わらず、誰もが楽しめるビーチを山陰にも増やしたいとしています。