親に「選ばれる保育園」と「選ばれない保育園」

保育園を探している育児休暇中の親に聞いてみると。
育休中2児の夫婦夫(36)妻(33)
「やっぱり2人とも会社員なので通勤のこともあるとやっぱり家の近くでできれば園庭が自分たちの理想をいれていくと譲歩すれば確かに空いてるけれどっていう感じです」
育休中1児の母親(31)
「子供がのびのび過ごせるようなしっかりと安心安全で信頼できる保育園に預けたいなと思います。入れなかったら育休を延長しようかなと」
少子化で「保育士」が確保できない
倒産する保育園がある一方で、「希望する保育園が空いていない」などの理由から入園できていないいわゆる「隠れ待機児童」も多く、福岡県では3098人にのぼるとされています。
仁愛保育園も今年度は、およそ10人を受け入れることができませんでした。

仁愛保育園 石橋啓祐 副園長
「本当はできれば受け入れてあげたいなという思いは本当にあるけどなかなか人材が集まらない」
少子化による労働人口の減少で保育士をめざす人の数も減っているのです。
そしてまさに「保育士が確保できない」ことが保育園倒産のもう一つの大きな要因になっています。