国内最大級の新型クルーズ船「飛鳥Ⅲ」の就航セレモニーが行われました。

20日、横浜港大さん橋国際客船ターミナルで、日本郵船グループとして34年ぶりとなる新しいクルーズ船「飛鳥Ⅲ」の就航セレモニーが行われました。

飛鳥Ⅲは、全長230メートル、全幅29.8メートル、総トン数は52,265トンと、国内最大級のクルーズ船です。

乗客の定員は740人で、381室の客室すべてにバルコニーが付いています。

就航セレモニーに出席した小久江尚船長は「いずれは日本のクルーズ業界のリーディングシップとして、大勢の皆さまに愛される船にしたい」と意気込みを語りました。

飛鳥Ⅲは、横浜港に駆けつけた多くの人たちに見送られ、きょうから7日間かけて北海道・函館や小樽を巡り、横浜港に戻る、初めての航海に出かけました。