新型コロナの感染拡大は、またも飲食業界に影響を与えています。

グリーン・ゾーン認証の基準引き上げや外食控えの広がりで、山梨県甲府市中心街の飲食店は頭を抱えています。


甲府市中心街の和食店 銀座江戸家です。


店員:
感染者数が増えてしまったので(パーテーションを)置いてまた気を付けないといけない。


県内の病床使用率が30%を超えたことなどから県は、11月14日にグリーン・ゾーン認証のレベルを1段階引き上げて2とし、認証店に対策の強化を要請しました。


レベル2は「認証基準の感染対策」を指し、「パーティションを外す」ことや「大皿料理の提供」などができなくなります。


銀座江戸家 長坂善雄社長:
対策は慣れているからすぐパーテーションを出したり、アルコールの補充をしたりしたが、ここ1週間くらいで売り上げがガタっと落ちた。


11月10日には県のプレミアム食事券も発売したばかり。


甲府商店街連盟の会長も務める長坂社長は、年末年始の書き入れ時を目前にした感染の拡大に頭を抱えています。


銀座江戸家 長坂善雄社長:
(忘年会の)予約は少しずつあるが、またキャンセルラッシュになる苦い経験が戻ってくるのかと、同業者同士でもその話で持ち切りで大変心配をしている。観光客が大変増えているので これからは観光都市、グルメの街の甲府として頑張って活性化をしていきたい。