20日に投開票を迎える参議院議員選挙。青森県内では、若い世代の投票率向上が課題となるなか、青森市で初めてバスを使った期日前投票が実施されました。
県立青森高校の生徒玄関の前に停まったのは、参院選の期日前投票ができるバスです。
県選挙管理委員会が若い世代の投票率向上のため、これまでに出前授業を行ったことがある高校から2校を選び、試験的に実施しました。青森市内でバスを使った投票は初めてです。
さっそく、4月以降に18歳になり、選挙権を持ったばかりの3年生が人生で初めて投票をして国政に思いを託しました。
生徒は
「選挙に興味があって、18歳になったら絶対に選挙に行こうと思っていたんですけれども、やっと自分が投票できる歳になったという実感が沸きました」
「小さい一票かもしれないですけれども、ここで少しでも変わることがあればいいなという思いで、投じました」

「青森県選挙区」に立候補しているのは、届け出順に
自民党の現職・滝沢求 氏(66)
立憲民主党の新人・福士珠美 氏(60)
参政党の新人・加藤勉 氏(65)
共産党の新人・荻野優子 氏(33)
諸派で政治団体「NHK党」の新人・佐々木晃 氏(53)
の5人です。