これに対して被害者団体は、新潟水俣病の現場の視察や、被害者らの話を聞くことなどを求めました。

【新潟水俣病被害者の会 小武節子会長】
「水俣病に対する正しい知識を身につけさせようと必死で24年間、語り部を頑張ってきました。今までしてきたことが水の泡みたいで、悲しくてなりません」

【新潟水俣病共闘会議 中村周而議長代行】
「水俣病について、きちんと理解していたんだろうか。どんな教材を自分たちが作っていたのかを、日々検証していたんだろうか」

トライグループは今後、チェック体制を強化し勉強会を開くなど、再発防止に努めたいとしています。