電動キックボードなど小型モビリティの普及が進んでいますが、一方で危険な運転や交通違反も目立っています。安全に利用するために、小型モビリティの交通ルールについて改めて考えます。
広島市中区で撮影されたドライブレコーダーの映像がRCCに寄せられました。1台の電動キックボードが赤信号の横断歩道に進入。その後、右折車の列が連なる交差点へと飛び出し、列の間を減速することなく通過していく様子が映っていました。電動キックボードに接触しそうになった車が急ブレーキを掛ける様子も確認できます。
広島県警 交通企画課 課長補佐の坂口健警部は「広島市内の中心部で小型モビリティの利用が増えているが、残念ながら交通違反も増えている」と話します。
安全な利用を呼びかけるため、県警や広島市職員、小型モビリティのシェアリング事業者が、基本的な交通ルールや操作方法などが書かれたチラシを配り、注意を呼びかけました。

県警によりますと、小型モビリティの取り締まり件数は5月末までで62件あったということです。