大分県中津市の温泉施設から基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、市は17日から当面の間、営業を休止としました。
レジオネラ菌が検出されたのは、中津市山国町にある宿泊温泉施設「やすらぎの郷やまくに」です。

中津市によりますと、17日午後12時45分ごろ、施設の指定管理業者から水質検査の結果、男性風呂から基準値の12倍、女性風呂から4倍のレジオネラ菌が検出されたと報告がありました。
温泉施設は検査を受けた7月7日から報告を受けるまで営業していましたが、これまでのところ、体調不良を訴える人は確認されていません。今年3月に行った家族風呂の水質検査では問題なかったということです。
市は利用者に対し、ホームページなどでアナウンスするとともに、安全が確認されるまで17日から当面の間営業を休止しました。