「選挙の日、そのまえに。ワンポイントCheck!」。今回のテーマは「白票」です。
「白票」とは、有権者が投票用紙に候補者の名前など何も記入せずに投じる票のことで、「無効票」として扱われます。

去年の衆院選で宮崎県内3つの選挙区であわせてどれくらい「白票」が投じられたと思いますか?
正解は、県内3つの選挙区であわせて7279票が「白票」でした。
ちなみに、前回2022年の参院選では、県内で3988票の「白票」が投じられました。

無効票になるということで、「白票」を投じることに意味があるのか、話題になっています。
「白票」については「無効票」として扱われるものの、有権者が投じた票であることには変わりないので、「投票率」にはカウントされるという特徴があります。

「白票」を投じるのはさまざまな理由があると思いますが、どうしても投票したい候補がいなかった場合に最後の手段として「白票」を投じ、意思表示をするというケースなどが考えられます。

このほか、投票の際には、候補者の氏名以外の事を記載した場合や、どの候補について記載したのか確認ができない票についても無効票となりますので、注意が必要です。