20日、日曜日に迫った大分国際車いすマラソン、3年ぶりに海外の一般選手が参加し沿道の声援も解禁されます。注目選手をシリーズで紹介していますが、15日は大会最高齢、96歳の工藤金次郎さんです。
総勢182人が出場する中、大会最高齢を更新し続けるのが徳島に住む96歳、工藤金次郎さんです。
(大会最高齢・工藤金次郎さん)「目標を作らなダメやな、うちやったら大分に行かないかんというのが、秋になったらもう大分が頭にあるからね」
工藤さんは42歳のときに橋の建設現場から転落し、車いす生活に。リハビリに励む中で車いすバスケを始めると、50歳のとき、大分国際車いすマラソンの第1回大会に誘われたのがきっかけで競技にのめりこんだといいます。
(工藤金次郎さん)「(車いすは)いままでになんぼかな、20台くらい、ひどいときは1年に2台くらいつぶしよった。それまではバスケットしよった。国際障害者年になったときに大分から出場してくれんかってバスケットチームに連絡がきた。そのとき役員をしていたから行く人だれもおらんけん、ほなわし行くわ言って、初めて出たのはそれがきっかけ」
41年続く大会で欠場したのは交通事故に遭った1度だけ。がんを患い、片方の肺を摘出し心肺機能は落ちましたが、大会には出続けています。
(工藤金次郎さん)「肺をちょっと取ったんよね。これ取ってから10年。それでもずっと出よるけどね。行ったら名前で名指しで応援してくれるやろう、それがうれしいよな」
3年ぶりに復活する沿道の声援に応えるため、金次郎さんは今年も走ります。
注目の記事
【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

「汗くらいで」と言わないで…日本人の10人に1人、大量の汗が止まらない多汗症の悩み【報道特集】

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘

長髪の熊本県職員パパが「髪のドナー」になった日 きっかけは亡き義母を支えた“日常”

ホームから転落した妊婦… 救ったのは高校生 「ためらいなかった」 電車到着5分前の“救出劇” SNSを通じて奇跡の再会









