盛岡市にある岩手県の複合施設=アイーナの命名権について、きのう北上市の企業がネーミングライツ契約を結びました。

県とネーミングライツ契約を結んだのは、北上市の半導体大手キオクシア岩手です。
15日は柴山耕一郎社長が県庁を訪れ、達増知事と契約書にサインを交わしました。

命名された愛称は「キオクシアアイーナ」で、契約期間は10月から2030年3月までの4年半です。
契約額は年間1584万円で、ネーミングライツ料としては県内の施設の中でも最高額となります。
いわて県民情報交流センター=アイーナは、県立図書館や運転免許センターなどが入った複合施設です。

柴山社長は「イベントなどを企画して、より愛される場所を目指す」と話していました。