コロナの感染予防策として、呼びかけられていることのひとつがワクチン接種。

先週末と、その前の週末の福島県内のワクチン接種の実績を比べてみると、ワクチンを接種した人が、前の週よりも4割ほど増えていることが分かります。


こうしたデータからも分かるように、県内では、いま新型コロナの感染急拡大に伴って、ワクチン接種を受ける人が増えています。

内堀知事「ワクチン接種については種類に関わらず、いずれか早く打てるワクチンで接種をしていただくことをお願いをしたいと考えている」

14日の定例会見で、内堀知事が呼びかけたワクチンの早期接種。


福島市では、接種の状況がどうなっているのか、保健所で話を聞きました。

福島市保健所ワクチン接種対策チーム・川村剛史さん「ここ最近、予約の方がかなり進んでいて予約枠が埋まっている状況。接種対象者が増加したことに伴う予約の増加。あとは感染者数が増えたことによる予約の増加が考えられる」

福島市では、15日現在オミクロン株対応ワクチンの接種の予約枠がおよそ3万4000人分ありますが、9割近くが埋まっています。

なかでも、11月19日から始まるBA5対応のワクチン接種の予約は、ほとんどが埋まっているということです。


感染者の増加傾向が続く県内。保健所では、あらためてワクチン接種の重要性を呼びかけています。

福島市保健所ワクチン接種対策チーム・川村さん「早めにオミクロン対応ワクチンの接種をしていただいて、重症化予防、感染予防、発症予防に努めていただければと思う」

福島市では、今後接種の予約状況に応じて予約枠を調整することにしています。