最低賃金の改正に関する議論が熊本でも本格的に始まりました。
今日(15日)の熊本地方最低賃金審議会では、熊本労働局の金谷雅也局長が、審議会の倉田賀世会長に最低賃金の改正に関する諮問書を手渡しました。

熊本県内では2024年10月に最低賃金が952円に引き上げられましたが、今回の諮問では、2025年6月に政府が閣議決定した「2029年までの5年間で、実質賃金を年1%程度引き上げる」などとした実行計画を考慮した審議を求めました。

労使それぞれの代表など12人でつくる審議会は今後、最低賃金の引き上げ幅などについて議論を本格化させます。