長崎和牛の生産者が肉の品質を競う「枝肉共励会」が12日、佐世保市で開かれました。

この会は全農長崎県本部が生産者の技術向上やブランドの定着を図ろうと毎年開いていて、今年は99頭分の枝肉が出品されました。

審査の結果、今回はJA長崎せいひの岳下肇さんの枝肉が、肉や脂の質など総合的に高く評価され最高賞のグランド・チャンピオン賞に輝きました。

岳下肇さん「いい牛にめぐりあえた、それですね。なんでも物価高と言われていて、もうちょっとこう財布の紐を緩くして買っていただいて、食べてもらいたい」

岳下さんの枝肉は当日開かれたセリで全国相場のおよそ3倍にあたる1キロ7000円の高値でセリ落とされました。