■専門家「住宅街への出没は非常にまれ」

 世永聖奈キャスター)今回、事故があったのは住宅街。しかも、人を襲った後もクマが長くとどまっていたことについて酪農学園大の佐藤教授は「住宅街への出没は非常にまれ。何かのきっかけで執着してしまった結果繰り返し出没しているのでは」と指摘します。

堀啓知キャスター)
2021年に札幌市東区に出没したクマは人を襲った後、逃げていて、今回は特殊なケースであることが伺えます。事故の数日前から付近ではクマの情報が複数あったことから、最悪の事態を避ける方法があったのではと悔やまれますね。

クマの被害を防ぐには「ゴミの適切な管理」や「活動が活発になる早朝・夕方・夜間の行動を極力控える」など人間の側が対応するしかありません。
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