本格的な冬の訪れを前に、福島県会津若松市の御薬園では、15日朝から雪の重みから木の枝を守る「雪吊り」が行われています。

会津の歴代藩主に別荘地として利用された会津若松市の御薬園では、15日朝から「雪吊り」が行われています。

雪吊りは冬の間、雪の重みで木の枝が折れないようにするために毎年この時期に行われていて、こちらではハイビャクシンやゴヨウマツ、それにキャラボクなどあわせて33本に雪吊りが施されます。

職員はひとつひとつ丁寧に、支柱から縄を放射状に取り付けていました。

御薬園・小林賢庭園管理長「樹齢500年くらいの木なので、そういったものを我々の代でなくしてはいけないという思いで管理をしていきたい」

作業は11月いっぱい続けられるということです。