人手不足が深刻なバスの運転手を募集しようと就職説明会が12日、開かれました。
広島県バス協会が開催した説明会には県内のバス会社10社がブースを出しました。会場には転職や新規採用の希望者が訪れ、一定期間以上勤めたら、大型二種免許の取得費用が免除されることなどの説明を受けていました。
小学生のころからバスの運転手に憧れていたという高校生は現場の生の情報を聞こうと熱心に耳を傾けていました。
就職希望の高校生
「安全にかつ快適にお客さんを目的地までお届けするという仕事に魅力を感じている」

業界では運転手の人手不足は深刻で、路線によっては減便などの影響が出ているということです。
広島県バス協会 山岡弘和事務局長
「若い人にどんどん応募していただければと思っている」
協会ではことし秋に運転体験会も予定しているということです。