新しい県の病院ができることをきっかけに広島の医療レベルを向上させようと県と広島大学が協定を結びました。

7日にあった締結式では湯崎知事と広島大学の越智学長が署名しました。県は広島市東区二葉の里に県立広島病院など4つの医療機関を統合した新病院の建設を計画しています。完成は2030年度の予定です。

広島大学病院は740床あり新病院は1000床の予定です。県と広島大学は相互の交流で臨床技術を向上させ難度の高い医療の実現につなげたいとしています。

湯崎英彦知事
「医療はどんどん加速して進化している。人材育成という面も含めて、ついていくことができることになる」
広島大学 越智光夫学長
「国際的レベルの水準の臨床研究とか、これもいっそう進んでいくと思う」

県と広島大学は「中山間地域の医療にも貢献したい」としています。