地元の特産品について理解を深めてもらおうと、宮崎市田野町の高校でお茶のいれ方教室が開かれました。

これは、宮崎市田野町のお茶の生産者などが、日南学園高校宮崎穎学館の1年生5人に開いたものです。

急須でお茶をいれたことがないという5人。まずは何も教わらず、自分でお茶をいれてみます。

(自分でいれたお茶を飲んでみて)「苦い・・・」

次に、おいしいいれ方を教わり、改めてお茶を味わうと…

「うま!全然違う、さっきと」

さらに、急須に残った茶葉にだしじょうゆをかけて食べる活用法も教わりました。

(日南学園宮崎穎学館・1年 山元楓心さん)
「最初は何もわからなくて苦かったけど、いれ方や美味しいお茶や種類を知ることができ、楽しかった」
(日南学園宮崎穎学館・1年 永野柚希さん)
「おばあちゃんがいつも飲んでて苦そうだなと思っていたが、初めて飲んでいい経験ができました。おばあちゃんと一緒に飲みたいと思いました」

(田野町茶業振興会 川越崇臣会長)
「急須でいれるお茶はまた一味違うお茶だと思うので、きょう習ったことを家でもやってもらいたい。」

日南学園宮崎穎学館は、来年春から日南市の本校へ統合されることになっていて、お茶のいれ方教室は今回で最後となりました。