宮崎市の宮崎県総合博物館で、特別展「ティラノサウルス博」が12日から始まります。特別展の見どころを取材しました。
県総合博物館で開かれる特別展「ティラノサウルス博」。
11日の開会式では、園児2人が恐竜の骨格標本の一部を運び、展示物を完成させました。
(宮崎県教育委員会 吉村達也教育長)
「ティラノサウルスという魅力あるテーマを通じて、生命がたどった進化の過程に触れ、太古の世界を解き明かすことの面白さを味合う機会としていただければ幸いです」
そして、関係者がテープカットをして開催を祝いました。
恐竜の王者とも呼ばれるティラノサウルスが命名されて、今年で120年。今回の特別展は進化の過程や生態を知ってもらおうと企画されました。
(玉岡克希記者)
「会場でひときわ存在感を放っているのが、このティラノサウルスの骨格標本です。見上げるほどの大きさに、リアルな骨の質感、まるで今にも動き出しそうな迫力を感じます」
特別展の目玉が、アメリカで発掘された成体「スタン」の骨格標本。全長12メートルあり、県内で公開されるのは初めてです。
このほか、化石や模型などおよそ230点の展示があり、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
(園児)
「あの大きい恐竜がすごかった」
「食べられそう(で怖かった)」
(宮崎県総合博物館学芸課 福島佑一さん)
「標本たちの持っている迫力を感じてほしい。ティラノサウルスというと、映画とか図鑑とかのイメージがあると思うが、展示を見ながら、どんな生き物だったのかなというところを学んだり、感じ取ったりしてもらえればと思う」
特別展「ティラノサウルス博」は、宮崎市の県総合博物館で12日から9月7日まで開かれます。
注目の記事
民間人を地面に叩きつけ手錠をかけた米軍憲兵 規制対象の米軍人と勘違いか 「身分証示さない日本人も拘束できる」と誤った認識も 動画がSNSで拡散

「これが人間の顔なんだろうか」事故で亡くなったバリスタの男性(当時29)母親が語る二次被害「交通遺族は賠償金が入るからいいですよね」【前編】

クマに襲われたラーメン店員 無我夢中で殴り『大外刈り』で投げ飛ばし撃退 右脇腹周辺を骨折・顔から流血しながらも戦った57歳の男性店員が語る緊迫の状況「顔に飛びかかってきた…」 クマはまるで『丸太』

【判決の深層】「儀式」と称した11歳少女への性交事件 実母、友人、その子どもたち…34歳の男を頂点とする異様な"コミュニティ"の全貌と支配

南極オゾンホール「南極大陸の1.6倍 依然として大きい」気象庁が発表 回復への道のりは?

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体









