今年の夏休みに使う一世帯あたりの平均予算が過去最高となりました。ただ、物価高や円安の影響で海外旅行に食料を持っていく人が急増しています。
明治安田生命のアンケートによりますと、今年の夏休みに使う平均予算は去年より2万円以上多い10万4901円と過去最高でした。
「旅行に行くため」や「賃上げで収入が増えたため」などといった理由で、去年から予算を増やす人がいる一方で、長引く物価高を受けて、予算を減らすという人も多く、消費の二極化が目立つ結果となりました。
また、夏休みに外出する人のうち、国内旅行に行く人は去年と同じ水準でしたが、海外旅行に行く人はおよそ2倍に。
ただ、海外旅行の予算は平均で38万51円と去年より6万円近く減っているほか、物価高や円安の影響から4割以上の人が外食の費用を抑えるために日本から食べ物を持参するということです。
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