警視庁下谷警察署の40代の男性巡査部長が同僚から現金を盗んだとして書類送検されたことがわかりました。巡査部長は、他の同僚からも繰り返し盗んだとみられています。

窃盗の疑いで書類送検されたのは、下谷警察署の地域課の男性巡査部長(40代)です。

捜査関係者によりますと、巡査部長は今年5月、下谷署の更衣室ロッカーにあった同僚の財布から現金1000円を盗んだ疑いがもたれています。

財布から現金が度々無くなっていることに気づいた同僚が更衣室に監視カメラを設置していて、犯行が写っていたということです。

巡査部長は今年1月から5月までの間に、施錠されていない同僚のロッカーや、同僚が施錠した後に鍵を置いた場所を盗み見て犯行に及んでいたということで、任意の調べに「およそ十数回にわたって8万円を盗んだ」と話しているということです。