千葉県は行政代執行により、船橋市の水路にある不法係留の船舶の撤去を始めました。

「みだりに放置されている船舶の移動作業に着手します」

千葉県はきょうから行政代執行などにより、船橋市栄町の日の出水路にある不法係留の船舶17隻の撤去作業を始めました。さらに、県は許可なく水路に積み上げられた石や木の杭・桟橋なども撤去しています。

税金によって賄われる撤去費用はおよそ7300万円で、県は船舶の所有者らに請求しますが、2隻以外は所有者が分かっていないということです。

県によりますと、2022年の調査で日の出水路には不法係留の船舶が104隻あり、今回、撤去されるのは一部だということです。

港湾事務所担当者
「税金を負担することは、大変、県民に申し訳ないですが、積極的に優先順位をつけてやっていきたいと思います」

作業は来月8日まで行われる予定です。