遠野物語をテーマにしたバレエの公演の開催を前に、演出を手がける世界的なダンサーで振付家の森山開次さんが岩手県遠野市を訪れていて、地域に伝わる伝統芸能を体験しました。

8日から遠野市に滞在している森山さんは10日、市内の民家で板澤しし踊り保存会の手ほどきを受けながら踊りを体験しました。
森山さんは東京パラリンピックの演出も手がけた世界的なダンサーで振付家でもあります。

現在は遠野物語をテーマにしたバレエの公演を担当していて、今回の訪問での体験は演出に生かされます。

(森山開次さん)
「ここで頂いたさまざまな感覚を新しい形に置き換えて、お客様に届けていくことが芸術のひとつの使命でもある」

森山さんが演出する「踊る。遠野物語」は、2026年1月18日に北上市でも公演が行われます。