岩手県大船渡市で、平泉町の中尊寺から株分けされたハスが今年も美しい花を咲かせ始め、今が見頃となっています。

中尊寺ハスがきれいなピンク色の花を咲かせているのは、大船渡市末崎町の碁石海岸へと向かう県道沿いの休耕田です。
このハスは、東日本大震災の復興を願って2015年に平泉町の中尊寺から株分けされたもので、その2年後に現在の場所に移されました。

ハスはここ数年と比べると10日ほど遅い7月4日に花を咲かせ始め、今は4分咲きほどとなり見頃を迎えています。

(碁石地区復興まちづくり協議会 大和田東光 会長)
「忘れないために、あるいは先々までにも語り継ぐためにもそういう目でそういう感覚で花を眺めてもらいたいですね」

中尊寺ハスの見頃は7月いっぱい続く見込みです。