市民など2300人が参加した弾道ミサイルを想定した訓練が、青森県平川市で行われ、万が一の場合に備え建物内の安全な位置などを確認しました。

訓練は国と県、平川市が市内の小中学校など13か所で一斉に行い、全体で2300人ほどが参加しました。

こちらの会場では、弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合を想定して中学生や地域の住人が、頭を守りながら速やかに建物に移動したあと、外壁から遠い場所で窓に背を向けながら身を守っていました。

参加した中学生
「説明の紙を見るだけじゃなくて、訓練をやったほうが記憶にも残るし、実際どういう動きをすればいいのかが明確になると思った」

平川市 長尾忠行 市長
「子どもたちが、よく先生の言うことを聞いて素直にそんなに急ぐこともなく、ゆっくり避難されたということで、非常に冷静に対処していただいたと思っています」

内閣官房によりますと、弾道ミサイルを想定した訓練は今年度、全国26か所で行われる予定です。