関東地方などで相次いで記録的短時間大雨情報が発表されています。夜遅くにかけて災害の危険度が急激に高まっていて、警戒が必要です。

関東甲信や東北では大気の状態が非常に不安定になっていて、記録的短時間大雨情報が相次いで発表されています。

午後5時半までの1時間に埼玉県では、▼嵐山町付近や、▼ときがわ町付近でおよそ120ミリ、群馬県でも、▼大泉町付近で120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられています。

また、午後6時40分までの1時間に練馬区付近でおよそ110ミリ、杉並区付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

気象庁は夜遅くにかけて、神奈川県を除く関東の1都5県で「線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」と発表。予想される24時間降水量は、▼関東北部で150ミリ、▼南部で150ミリなどが予想され、警戒が必要です。

交通への影響です。NEXCO東日本によると、関越自動車道は花園インターから本庄児玉インター間の上下線で、一時、通行止めとなっていましたが、午後6時すぎに解除されました。