NPB日本野球機構は10日、「スカパー!ファーム月間MVP賞」の6月度受賞選手を発表した。
ウエスタンリーグの受賞者は、福岡ソフトバンクホークスの前田悠伍投手に決まった。
前田悠伍投手は、23年ドラフト1位(大阪桐蔭高)の2年目投手。
前田投手は6月、2軍で3試合に先発登板し、18回を投げて自責点0、失点0と圧倒的な投球を披露、ウエスタンリーグトップの防御率0.00、21奪三振の好成績を残した。月間最終登板となった6月25日(広島戦)では7回7奪三振で白星を飾り、5月分と併せて6試合連続無失点を記録。高卒2年目の期待の左腕が着実に成長を遂げ、チームの月間勝ち越しに大きく貢献した。
前田悠伍投手のコメント
「僕にとってタイトルを取るのが初めてなので、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです」
Q.自身の成績について
「結果的には自責点0といい成績を残していけたので良かったと思いますし、投げた回数以上に三振が取れていたことが良かったと思いました」
Q.好投の要因は
「フォームの見つめ直しと、バッターに対して練習をしてきたことを出せたことが一番こういう結果につながってくれたと思います」
Q.今後の意気込み
「初めてタイトルが取れたので、こういう結果を続けていって、いずれ1軍でもタイトルを取れるように頑張っていきたいと思います」
Q.最後にファンヘメッセージを
「今、いい感じで来ているので次に一軍に上がった時に初勝利もしなきゃいけないですし、初勝利をして、ずっと1軍で回れるような選手になっていきたいと思っています。応援よろしくお願い致します」
受賞選手には、ウエスタンリーグら記念品と、スカパーJSAT株式会社から賞金が贈られる。