投票率アップを図ろうと宮崎市のオフィスに期日前投票所が設置され、従業員だけではなく、多くの市民も訪れ一票を投じました。

期日前投票所が設置されたのは、IT企業のGMOが宮崎市に設けている「GMO hinataオフィス」です。

10日は一日限定でオフィスに投票所が設置され、従業員たちが一票を投じていました。

(投票した従業員)
「車を持っていないので、投票所に行くことが大変だが、会社に投票所があることですごく投票しやすい環境だと思う」

およそ260人が在籍しているGMOhinataオフィスは20代・30代の従業員が全体のおよそ8割を占め、平均年齢は30歳。

去年10月の衆院選でも期日前投票所がオフィスに設けられ、1日でおよそ120人の従業員が投票したということです。

また、今年からは、一般の人も投票ができるようになり、午前中から多くの人が訪れていました。

(一般の人)
「近かったから(投票に来た)。市役所までは(遠くて)今まで行かなかった」

(GMO hinataオフィス 鬼束幸佑事務局長)
「昼休みに限らず、業務の合間に来てもいいようにしているので、フリーでたくさんの方に来てもらっているし、思ったより一般の方にたくさん来てもらっているので、駅前という利便性が少しでも役に立っているのかなと思う」

宮崎市では、11日は宮崎大学、12日から19日までは宮交シティやイオンモール宮崎などで、期日前投票所が設けられることになっています。