8月4日に青森県五所川原市で開幕する「五所川原立佞武多」についてです。製作が進んでいる新作の中型立佞武多の面に墨を入れる「書き割り」が行われました。
祭りに出陣する、新作の中型立佞武多「織姫と彦星」の製作は、閉校した小学校の体育館で進められています。
2025年は「立佞武多の館」の改修工事のため、大型立佞武多の製作が見送られ、高さ11mの中型立佞武多がつくられています。
10日は製作者の鶴谷昭法さんが、色付けが進む「彦星」の面に細い筆を使って丁寧に墨で線を書き入れていきました。
最後に目を入れて魂を吹き込むと、きりりとした顔つきの「彦星」が現れました。
中型立佞武多 製作者 鶴谷昭法さん
「やっと終わりに近づいてきた感じがする。やさしい感じにしようと書きました。私自身が女性のねぷたを初めて作ったので、自分でも予想がつかないが、いつもと色の使い方を変えているので、見てもらいたい」
新作の中型立佞武多は来週、「織姫」の書き割りなどが行われ、25日に完成する予定です。














